医療ベンチャーと取り組む医療格差のない社会の実現へ 小児科医、産婦人科医がいない三宅町の打開策

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奈良県三宅町は、全国でも面積が2番目に小さな町で、人口は6,841人(2022年1月現在)、老齢人口比率32.9%で、年少人口比率10.2%と少子高齢化が著しく進行し、人口減少も著しく、奈良県で平地でありながら過疎地指定を受けています。産婦人科、小児科を専門とする医師は町内におらず、受診したい場合は町外に行かざるを得ません。
そのような状況の中、深刻化する少子化、人口減少に歯止めを打つため、三宅町では子育て支援を最重要政策と位置づけ、官民一体となった支援体制づくりに取り組んでいます。
今回は三宅町長の森田浩司氏と、産婦人科・小児科に特化したオンライン相談窓口を提供している株式会社Kids Public代表取締役であり小児科専門医の橋本直也氏を招き、医療の地域格差を是正するための取り組み、およびその効果について、事例を基に具体的にお伝えします。
行政機関・自治体、スタートアップ、メディア等の方はぜひご参加ください。

このイベントは終了しています。

日時 2022.02.22 Tue  12:00-13:00
会場 オンライン(Zoomウェビナー)
対象 行政機関・自治体、スタートアップ、スタートアップ支援団体、メディア等
参加費 無料
主催 (公財)東京都中小企業振興公社
イベント内容 1. 事務局より本セミナーの趣旨説明
2. 三宅町の現場と取り組み
3. 株式会社Kids Public 事業紹介
4. パネルディスカッション:医療格差をなくすための取り組みとその効果
5. (公財)東京都中小企業振興公社事業紹介
  公社助成金「新製品・新技術開発助成事業」
6. クロージング
登壇者 奈良県三宅町町長
森田浩司氏
2016年初当選。現在2期目。「自分らしくハッピーにスモール(住もうる)タウン三宅町」をビジョンに掲げ、前例に囚われず挑戦を続ける。また、2021年12月に三宅町のビジョン、ミッション、バリューを体現する場として交流町づくりセンター「MiiMo(みぃも)」がオープン。2019年第一子誕生機に、無期限の時短勤務を取得し、新たな働き方に挑戦中。また、産婦人科、小児科を専門とする医師が町内にいないことによる子育て世代の不安解消のためにKids Puclicによるオンライン相談窓口を導入するなど自らの子育て経験を活かした施策を官民連携で進める。

Kids Public/小児科オンライン代表
小児科医
橋本直也氏
2009年日本大学医学部を卒業、聖路加国際病院にて初期研修修了。2011年より、国立成育医療研究センターにて小児科研修。その後、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻修士課程修了、2015年に株式会社Kids Publicを設立、遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」や「産婦人科オンライン」、医療メディア「小児科オンラインジャーナル」「産婦人科オンラインジャーナル」「Kids Public Journal」など、インターネットを介した成育医療を提供している。
募集締め切り 2022.02.21 Mon  18:00

※不測の事故、天災地変の発生、官公署の命令・指導、交通機関のストライキ・遅延などで運営事務局が当施設の利用を不可能と判断した場合、または主催の事由などにより、イベントの実施が困難となった場合、当イベントを中止する場合がございますので予めご了承ください。中止の際のお知らせはメールとホームページにて行います。
※本イベントの模様を撮影した写真は、TOKYO UPGRADE SQUAREの広報資料として事前の承諾なく利用させていただく場合がございます。予めご了承ください。​