墨田区

本区は、1979年に全国に先駆けて「墨田区中小企業振興基本条例」を制定し、産業振興を区政の最重要施策の一つとして位置付けています。また、2012年には東京スカイツリー🄬が開設し、これ以降、地域や民間事業者が主体となった取組も増えています。今後も多様な主体と協働しながら、産業振興を通したまちづくりを推進していきます。

官民連携で
解決に取組む課題
本区では、協治(ガバナンス)の考え方に基づき、区民、事業者、区のそれぞれが役割分担のもと、一緒に力をあわせ、魅力や活力あふれる「すみだ」をつくりだしていくこととしています。このため、産業・観光・健康・環境・防災・防犯・まちづくり・教育など、あらゆる分野において、官民連携での取組を行っていきます。
特に、都市圏に位置しながら多種多様な業種が密集する本区の特徴を生かし、官民連携によるオープンイノベーションを促し、地域内で実証実験を行うことで、地域課題の解決と地域全体における「稼ぐ」力の醸成を目指していきます。
上記の課題を
設定した背景
本区は、2021年度に内閣府から「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。本区におけるSDGs推進の基軸は産業振興であり、著しく変化し続ける社会課題に対応するためには、あらゆる分野において区内事業者を中心に多様なステークホルダーと連携することが必要不可欠です。また、墨田区という一地域だけで山積する課題を解決することは困難であるため、他地域や他自治体に立地する事業者等と広域で連携したモデルケースを創出し、成功事例を他地域へと展開していきたいと考えています。
スタートアップに
向けたメッセージ
産業のまちとして発展してきた本区には、高い技術力やユニークな強みを持つ区内事業者が多数存在し、密接なネットワークの中で国内でも特徴的な産業生態系を育んでいます。こうした地域の中にスタートアップ企業の皆さんが持つ、「アイディア」や「熱い想い」が混ざり込むことで、墨田区、東京都、日本全体の豊かな未来が創られていくと信じています。ぜひ本区での官民連携にご参加ください。