町田市

町田市は、古くから東西南北の交通の要衝として栄え、さまざまな世代、多様な人材が行き来する中で、古くからの慣習にとらわれない、自由なチャレンジの文化が育まれたまちです。目まぐるしく変化し続ける社会環境の中、今後も町田市が「選ばれるまち」であり続けるために、10 年後、更にその先の市の姿を見据えた産業振興の方向性を示した「町田市産業振興計画19-28」に基づき、様々な産業振興の取り組みを進めています。

官民連携で
解決に取組む課題
「ビジネスしやすく、働きやすい環境をつくる」ためには、より多くの創業を後押しするとともに、創業後の事業拡大を支援することが必要です。また、製品・サービスの差別化や新事業の展開などにより、市内事業者の競争力を強化するとともに、事業から生み出される価値を高めることが必要です。さらに、後継者不足で自主廃業せざるを得ない「黒字廃業」のケースも見られ、よりよい状態で事業を続け、次世代へ事業を継承していくことが必要です。
上記の課題を
設定した背景
2022年4月から、新しい基本構想・基本計画である「まちだ未来づくりビジョン2040」がスタートしました。本ビジョンは、2040年という未来に向け、市民や地域団体、市内事業者など、町田市に関わるすべての方々が共に実現を目指していく将来都市像であり、まちづくりの基本指針を示すとともに、市政運営の基本となります。この計画に基づき、多様な働き方が実現できるまちとして、多くの人に選ばれるとともに、ビジネスに適した環境として、多くの事業者からも選ばれるまち、立ち上げる・拡げる・つなぐチャレンジの支援を通じて、起業・創業がしやすい風土が根付き、事業から新しい価値が生み出されるとともに、優れた技術・ノウハウが次世代に受け継がれるまちを目指すために必要な取り組みと考えています。
スタートアップに
向けたメッセージ
町田は昔ながらに異業種連携が盛んな土壌があります。連携に意欲的な事業者が多く、この過去から持つ強みと皆さまの新たな価値を生み出すチャレンジにより、市内経済のさらなる活性化を期待しています。